NOTE

変わってゆく君も 変わらない君も ありのままに書き記そう

辿り着いた感情に咲く一輪の花

 

 

あなたにはアイドルを想って音楽を聴くことはありますか?

 

 

 

 

 

アイドルを応援するスタンスは人それぞれ。応援に全力を捧げる人もいれば、仕事や学校が忙しくて合間を縫って応援してる人、リアルな恋心を抱いている人も沢山いるだろう。

 

 

 

 

 

 

わたしはどのタイプなのだろう…正直迷走することが多くある。ひたすらに魅了されて好きが溢れ出す時もあれば、のめり込みすぎて「このままでいいのかな…」って思うこともあるし、巡り会えない運命に少し悲しくなることもある。他の人に仕事が決まった時に100の気持ちで喜んであげられない自分に腹立たしく思うこともあったし、辛い時に励ましてあげられない距離に情けなく思うこともあった。

 

 

今から紹介する曲たちはそんな思いを少しでも抱いたことがある人には響く気がしています。

 

 

 

 

わたしはよく古謝くんを想って音楽を聴くのですが、中でも大好きな椎名林檎さんの曲を取り上げたいと思います。

 

 

 

 

まず、彼女が書く曲には適度な距離感があってとても好きです。かつそこに生まれる愛情の表現の仕方が絶妙に重くて心地好い。

 

 

 

 

①閃光少女 / 東京事変

まずは明るめの曲から。現場前に聴いてほしい曲。何だか忘れてはいけない教訓を教えられた気がします。

 

昨日の誤解で歪んだ焦点は
新しく合わせて

全体的には"閃光のように一瞬で過ぎ去って行くから、今を最高に過ごしていこうよ"っていうメッセージがあるんですけど、わたしはこの歌詞が凄く印象的で。ジュニア担(だけに限らないけど)ってアイドルとの距離が近い分変な噂とか、聞きたくなかったこととか毎日のように耳に入ってくるし、その度にアイドルを疑いたくなることも多いと思うんです。例え出回ってることが嘘だとしても。誤解だとしても。でもこの歌詞に出逢ってからは、生で会えるその時にピントを合わせればいいんだ、自分の目で見たアイドルを信じればいいんだって何だか明るくなりました💍

 

切り取ってよ、一瞬の光を
写真機は要らないわ
五感を持ってお出で
私は今しか知らない
貴方の今に閃きたい

「私は今しか知らない、貴方の今に閃きたい」がめっちゃめちゃ好きです。担当歴がどうとか、私の方が〇〇くんのこと好きだから!とか気にする人もいるじゃないですか。この曲は、なんか別にもう気にしなくていいじゃん!わたしは今しか知らないけどそれで充分、貴方のたった今この瞬間を捉えたい、みたいな開き直り方が気持ち良いです。

 

今この瞬間っていう意味もそうだけど、ジュニア人生本当に閃光のように早いから、変なこと気にして一瞬の光も見逃したくないよねって素直に前を向くことが出来る曲です。

 

 https://youtu.be/Ke4n5ulQTtE

 

 

 

②旬 / 椎名林檎

「誰もがわたしを化石にしても貴方に生かして貰いたい」っていう歌詞が聴こえて来た瞬間、わたしにとってはもう古謝くんに対する歌でした…

 

誰かが貴方を褒めそやしても

わたしは姿勢を崩さない
それ以上噂で汚れない様に

貴方とお互いの意志(こころ)をただ

敬っていることを確かめて
いつか衰えて行く恐れすら融かして

この部分、本当にわたしの古謝くんに対する想いと、こうありたいっていう感情が全て詰まってて凄いです。全体を通して、生きている限り旬なんだと、じっくりゆっくり教えてくれる素敵な曲。

 

https://youtu.be/riOmQviqIh0

 

 

 

③闇に降る雨 / 椎名林檎

今一番聴いてしまう曲。叶わない相手に対して抱く絶望とそこに存在してしまった行き場のない深い愛がテーマになっているとわたしは思います。少し現実味があるのでアイドルを当てはめるにはちょっと…かも知れませんが、届かない相手だとわかっていながらも、その人を守り抜きたいほどのそこに在る愛情の表現に心撃たれました。よくぞこの感情に歌詞を付けてくださいました林檎様!って言いたくなります。聴いた方が早い。

 

https://youtu.be/IXPOQCUN1eQ

 

 

 

ありあまる富 / 椎名林檎

全体を聴くと虐めや差別に対する訴え、救いの曲だと思います。松本潤くん主演のドラマ主題歌でもありまして、その時も差別や偏見がテーマとなっていたので記憶にある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。でも実は去年の5月頃、古謝くんに仕事があんまりなくて悔しかった頃にずっとずっと聴き込んで励まされた曲なんです。この曲を聴くとその時の感情の記憶が鮮明で、胸が苦しくなる。

 

君の影が揺れている 今日限り逢える日時計
何時もの夏がすぐそこにある証
君の喜ぶものは ありあまるほどにある
すべて君のもの 笑顔を見せて

丁度夏の現場の発表の時期でもあったから、凄くこの歌詞が響いて。周りの人の嫌な噂も流れてたような時期で、悔しくて堪らなかったけど、今を耐えて信じ続けてればきっといい事はある。何事も順番だ。だから笑顔を見せてくれっていう励ましの意味もこもってるような気がして、ずっと静かに涙を流しながら聴いてた曲です。そして今でも、周りと比べて落ち込んだり、心のない匿名の声に傷付けられたりした時、彼に送りたい音楽です。

 

https://youtu.be/gAzD2-1QhaU

 

 

 

 ⑤至上の人生 / 椎名林檎

アイドルに本気で惚れそうになった時向け。そう思ってなくても1:1を想像して聴いてみてほしい。"お互いに引き合えば全てがあって何もない2人"とか"わたしは生きている ああ愛してる このあえかな実感よ続いて これ以上は決して望んでいない"とかが妙にリアルで好きです。

 

https://youtu.be/aVFTW5Epx4M

 

 

 

⑥スーパースター / 東京事変

自担を想いながら聴くのには相応しいこの曲。先日Twitterで呟いたところ結構みんな知っているらしい。

私はあなたの強く光る眼思い出すけれど
もしも逢えたとして喜べないよ
か弱い今日の私では
これでは未だ厭だ

私はあなたの孤独に立つ意思を思い出す度に
泪を堪えて震えているよ
拙い今日の私でも

明日はあなたを燃やす炎に向き合うこゝろが欲しいよ
もしも逢えたときは誇れる様に
テレビのなかのあなた
私のスーパースター

聴き手にとってのスーパースターを想像させながらこんなに謙虚で真っ直ぐな歌詞を書けるなんて…この曲を聴くたびにわたしも古謝くんに負けないように、強く謙虚にしなやかな大人であろうと思うわけであります。次に会えた日には自分も成長出来ているように。古謝くんに愛を貰ってばかりじゃなくて与えられる人間になりたい。心に余裕がないとすぐに人は求めてしまうから。与え合える関係であれるように日々を生き抜きたい。この曲は自然とその気持ちを思い起こさせてくれて、曲がった背筋を伸ばしてくれます。

 

https://youtu.be/W-lcWUxADho

 

 

 ⑦青春の瞬き / 椎名林檎

そうです。紅白やスマスマビストロ最終回の時にSMAPさんと林檎ちゃんが歌っていたあの曲です。皆さんも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?あの頃のSMAPの状況にはぴったりでした。ですが、いろんなアイドルに置き換えても凄く心にきます。特に解散や脱退、仲間の退所を経験したファンの皆さんなら尚更。

 

美しさと正しさが等しくあると
疑わないで居られるのは若さ故なんだ
子供みたいに疲れを忘れて寄り掛り合えば
僕らはたった独りでいるよりも有りの侭になる
時よ止まれ 何ひとつ変わってはならないのさ
今正に僕ら目指していた場所へ辿り着いたんだ

 

新しさと確かさを等しくもとめ
生命をほんの少しだけ前借りしたんだ
大人になって恥じらい覚えて寄り掛り合えば
僕らはきっと互いの重さを疎ましく思うだろう
いつも何故か 気付いた時にはもう跡形も無い
伸ばす手の先で消え失せる物程欲しくなるんだ

今こうして文字を打っているだけでも泣きそうになります。歌詞を読んでみると、若い頃からずっと一緒にいて、人数は何人かいて、今はもう皆大人になってて…っていう状況が浮かぶと思うんですけど、アイドルグループ以外に当てはまるのかなあって思う位儚いアイドルにぴったりで。もちろん思い出す相手は人それぞれだと思いますが、わたしはいつも昔の関西ジュニアを想いながら聴きます。幼かったわたしが大好きで堪らなかったあの人とその仲間達を思い出します。かけがえのない曲、知っている方も多いとは思いますが、ぜひ聴いてほしいです。

 

https://youtu.be/ncdk-C_6xkE

 

 

 

 

 

以上7作品が紹介したかった曲です。気に入って頂けた曲はございましたか?少しでも林檎ちゃんの曲を好きになって貰えたら嬉しいです。そしてこれをきっかけに、読んでくれた人のファン人生に何かしらの"テーマソング"たる一輪の花が添えられることを期待しております🌷辛い時も、嘆きを口にする前に音楽に吐き出すと楽になりますよ。

 

 

自担が突然消えたときのお話

 

もう、こんなふうにまじまじと振り返るのは最後にしようと思う。

 

 

 

 

 

わたしはずっと中田大智くんが好きだった。きっかけは2008年関西ジャニーズJr.大阪城ホールあけおめコン。エイトの47都道府県ツアーから優馬くんが気になっていたわたしは思い切ってジュニア情報局に入り、初めて応募したのが2007年の冬松竹、クリパだった。初めて行った関西ジュニアのコンサートは、ただただ楽しかった記憶がある。1回でロマンティックのC&Rも覚えられたし、Hey!Say!とかAnniversaryとか知っている曲も多くて、幼かったわたしにも単純に楽しめるコンサートだった。

 

でも、何故か1番記憶に残っていた曲は夢色クロニクルだった。切なくてどこか懐かしくて、1回聴いただけで大好きだった。歌っているお兄さん達のことは何もわからなかったけど、ただ曲が大好きだった。コンサートが終わる頃に「年明けにあけおめコンするから来てね!」と宣伝されたわたしは、直感で"行かなければ…!"と思った。

 

 

今思えばあの日が運命の日だったのかもしれない。

 

 

当時ガキンチョだったわたしは親に必死で頼み込んであけおめコンに行くことにした。直前だったからチケットはローチケで買った。立見席だった。当時は何も考えてなかったが、今思うと立見まで埋まってたんだなあと感慨深い。

 

 

当日入ると絶望だった。立見席はスタンド1番後ろと段差がなく、背がちっちゃかったわたしはなにも見えなかった。柵に手をかけてやっとモニターが見える感じ。「ゆうま」と拙い字で書いたうちわを手に、必死でモニターを眺めていた。

 

大智くんがモニターに映ったとき、全身に衝撃が走った。今でも覚えている。顔とかじゃなくて、なんだろう、"わたしはこの人を応援するんだ"っていう直感的なものがそこにはあった。

 

 

会場を出てからわたしはグッズ売り場に走り、大智くんの写真が入ったフォトセットを買っていた。確か当時は個人売りがなくて、何人かがまとまって1セットだったのだ。

 

 

そこからわたしは彼が姿を消すまで4年間、ファンをしていた。

 

 

大智くんは本当に本当に正義感が強くて、あんなに口が悪くてヤンキーみたいなのに誰よりも真面目で努力家で、後輩にまで好かれてて、とてつもなく濱ちゃんのことが好きで、仲間を凄く大事にしてて、なんでもサラッとやっちゃうように見えて裏で必死に練習してて、涙脆い男の子だった。コンサートではMCを務め場をまとめ、ラジオやテレビのレギュラーも少しずつ確実に増えていた。全国放送の一夜特別ドラマに出演したこともある。しかしファンの間での人気は大きかったものの、松竹座公演は埋まらず、先輩の公演で握手会と称してチケットを手売りしながら、裏で悔しいと泣いていたのも彼だった。わたしが彼を応援すると決めた日のMCで「夢は?」と聞かれ、スケッチブックに誰よりも早く「デビュー」と書いたのも彼だった。

 

 

 

だからニュースで逮捕を知った時、苦しくて、悔しくて、堪らなかった。何も知らない連中がネットで彼を叩くのを見て、わたしは心が折れそうだった。あの時からわたしはネットであれこれ叩く人が嫌いなのかもしれない。

 

 

わたしが好きになった頃の大智くんの年齢を、わたしはもう超えてしまった。今思うとこの歳でたくさんの悩みを抱えていたのだと思うと本当に大変な世界なのだと思い知らされる。

 

 

逮捕当時はわたしが好きだったすべてを否定されてる気がして、みんなに馬鹿にされて、自分の心がズタズタになるまで暴言吐かれて、その時にいた数少ないオタクの友達のほとんどを失った。1番近くにいた家族からも気を遣われた。

 

 

毎日グッズを眺めては泣き、ラジオの録音を聴いては泣き、雑誌の記事を読んでは泣き、泣いてばっかりだったのを覚えてる。

 

 

恋愛とは違って、相手ありきの想いじゃないから、この想いを何処にぶつけて良いのかわからずに、独りで胸の中に押し殺して、涙にして流したものを再び胸にしまった。

 

 

きっと自担の退所を経験した人はみんなそうなのではないだろうか。

 

 

でも必ず月日が心をなだめてくれて、良い思い出にしてくれる。これだけは本当に心の底から言える。あの時の痛みがなければ今のわたしは愛のない人間になっていたと思う。大智くんはわたしに、ファンのみんなに、優しい傷を残して去っていった。傷は必ずいつか癒える。残った傷の跡さえも愛おしくて、今の自分を形成してくれてる大事な一部分になってるよ。と彼に、そして同じような経験をしたオタクの方に伝えたい。

 

 

 

27歳のお誕生日、おめでとう。あんまりお酒飲みすぎないでね。身体には気を付けていつまでも元気に毎日を過ごしてください(*^-^*)わたしはいつまでも優しい大智くんの周りが素敵な人で溢れるように願ってるよー!

希望の言葉をたくさんバッグに詰め込んで旅に出た

古謝くんを好きになってからまだ日が浅い今日この頃。実は最近素敵な出逢いがあった。

 
 
私がまだ彼のことを何も知らない頃、ずっと見ていたブログがあった。私はその人のおかげで古謝くんのことを知っていったと言っても過言ではない。それくらい長く彼を応援していた人だった。
 
そして最近になって、その思いを伝えることが出来た。その人は本当に本当に優しくて、ブログも『数ヵ月後、数年後、古謝くんのことを気になり始めた人が見て、ますます好きになってファンになってくれたらなぁと思って始めた』と言っていた。
 
私は本当に感動した。古謝くんの周りはこんなに素敵な愛で囲まれているのか!と。紛れもなく彼が素敵な人だからだと思う。
 
そして昨日、『みんなに古謝那伊留の良さを知ってもらおう!』とふたりで言い合った。
 
少しでも彼のことを知ってもらえるように、彼が発した言葉の中から印象に残った一部と私の感想を掲載したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
今度の関西Jr.のコンサートでは、もっとレベルの高い自分を出したいねん。人を惹きつけるようなダンスや歌で、ファンのみんなに『明日から頑張ろう』って思ってもらえるようなパワーを出したい。緊張はするだろうけど、そこで力を100%出せるように頑張って練習するよ。
かなり前の記事なのに、今も何も変わってない。毎回前公演を超える技を練習してきて、披露してるもんなぁ。
 
 
 
 
 
ソロで歌ってみたいな。コンサートをやるような大きな会場で歌ったら気持ちいいだろうな。
いつか歌ってみたいのは『欲望のレイン』。前に生田くんと山下くんがふたりで歌ってるのを見て、2001年にkinkiのふたりが海外で歌った時以来の感動を覚えたんですよね。いつか自分も、ステージでこの曲を歌ってみたいなぁ。
こういう願望系は今でもそう思ってるとは限らないけど、いつでも「いつかこれをやってみたい」って口にするよね。応援してて楽しいなぁ。頑張ろうね。
 
 
 
 
 
ダンスで凄いと思うのは舞闘冠!ホンマに凄い人達が集まってるユニットやなぁって思う。僕もいつか、屋良くんの振り付け曲で踊ってみたいなぁ。
これ今読むと本当に泣けてくる。上記と同じ願望系の中でも叶えたもの。やっぱり叶うまで努力し続ける人だなぁって。実際「夢は遅くても早くても叶う」「成功が努力より先にくるのは辞書だけ」ってよく口にしてくれるけど、彼がやってきた努力がそれを証明してくれてると私は思っています。
 
 
 
 
 
 
ステージに上がる前、いつも以上に気を付けていることは礼儀。ひとりひとりのスタッフさんに『宜しくお願いします!』って挨拶するようにしてる。あと、心がけてるのはみんなとコミュニケーションを取ること。後輩のちっちゃい子に『盛り上がろうや~!』って声を掛けたりもする。桐山くんに声を掛けられたちっちゃい子が笑顔になってるのを見て、俺も後輩の緊張をほぐせる先輩になりたいと思ったんよね~。
先輩の素敵な部分を自分も取り入れようとする姿勢素敵だなぁ。これも、今も進行形でやってることだよね。きっと今では関西ジュニアの中でも歴が上の方に来て、やらざるを得ない立場なのかも知れないけど、きっとそんな立場に居なくても彼は率先して先輩から吸収したものを後輩に伝えようとしてたんだろうな。昔から、入所したての子のうちわ見つけたら『あそこに君のうちわあるよ』って教えてあげたりしてたらしいもんね。本当に優しいなぁ。
 
 
 
 
 
1日だけ生まれ変わるならアイドルのファンになりたいなぁ。アイドルは、ファンから見たらどう見えてるのか、何をしてくれたら嬉しいのか、わかるやん。それを今後にいかせたらいいなって思う。
askに1度掲載させてもらった記事。1日生まれ変わるなら?って聞かれてこれが出てくるって単純に凄いと思う。いつもいつもファンのことばっかり考えてくれてありがとう。
 
 
 
 
 
捨てられないものはファンレター。もらったコンサートごとに箱に分けて保管してる。くじけそうになった時に、読み返して元気もらってる。本当に大事なものやから絶対に(捨てるのが)無理。
こういうところが好き。もちろん他のジュニアのみんなも保管はしてるだろうし、読み返したりしてるんだと思うけど、こうして言葉にしてくれることで、愛を感じるんだよなぁ。嬉しい( ; ; )普段前向きすぎる彼にもやっぱりくじけそうになる時はあって。それを少しでも救えるものがファンの言葉なんだとしたら、もうこれ以上の幸せはないよね。
 
 

 
 
 
初めてKinKi Kidsのコンサートに行った!目の前にいるのに、近くて遠い・・・夢のような世界やった。その経験があるから、今、ここに僕がいる。出会いって大切やね。僕もいつか、誰かにそう思われる存在になれるように頑張るよ。
あぁ古謝那伊留という少年がKinKi Kidsに出逢えて良かったなぁって。わたしがキンキコンに行った時もそう思って涙が零れたくらい。2015年10月の日誌でも、つよしくんに会った後に「僕もいつか誰かの心を動かせる人になる。」って言ったんだよね。やっぱり古謝くんにとって前を向かせてくれる存在なんだなぁ。
 
 
 
 
 
今までのコンサートでは、ファンのみんなに感謝の気持ちを伝えきれなかったと思う。精一杯頑張ったし、『ありがとう』って何回も叫んだけど。きっとみんなが思ってるより、僕が感じてる感謝の気持ちってずっと大きいねん。言葉で伝え切れないくらい大きいのに、ちゃんと伝え切れないのが悔しい。
最後にこの言葉。なんて、なんて温かい人なんだろう。伝わってるよ、痛いくらい伝わってるのに、彼はまだ真っ直ぐに伝えてくれるんです。ありがとう、本当にありがとう。ファンが伝える愛は今でも彼に伝わってるのかな?こっちには伝わってるよ、安心してね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私が知る古謝くんはほんの一部です。でも、わたしが知るその一部だけが綺麗なのではなく、その一部を知るだけで彼のその心の全てが綺麗だと信じることが出来ます。そんな素敵な人です。
 
 
 
 
古謝那伊留くんにたくさんの言葉と愛を伝えてもらったので、最後にわたしも大好きな歌詞で彼に言葉を贈ります。一人でも多くの人に彼の魅力を知ってもらえますように。彼の未来が素敵な愛で包まれますように。

抜け落ちた羽よ 歌い去った花よ
私は強く生きています
心はいろんな表情を持つけれど
いつでも微笑みを忘れず
拭っても拭っても溢れるというのなら
そのまま走り続けていく
倒れても倒れてもその愛を伝えなさい
あなたは私にそう教えたのでしょう


無意識の丘に「らしさ」とゆう風が吹くだろう
君はその風の中で胸を張って踊ればいい
しがみついていた多くの飾りを手放した時
君は君を取り戻す
ありのままで素晴らしい自分を
 

KinKi Kidsのコンサートに初めて行った


記事を書くのが遅くなったが、4ヵ月前のことについて書き留めておこうと思う。


私は昔からKinKi Kidsが大好きだった。きっと家族の影響が大きかったと思う。別にジャニーズ一家でもなかったはずなのに、物心ついた時には車の中で青の時代が流れていたのを鮮明に覚えている。この間も帰省する車の中で全部だきしめてを流したら父まで声を出して歌ってくれた。この曲は今でも好きらしい。母も堂本剛くんが大好きだ。今回のコンサートも母と行った。ゆるゆるとファンをしていたからファンクラブには入っていなかったが運良く譲ってくれる優しい人がいた。

チケットの取引を終えてグッズの列に並んだ。周りは中学生くらいの学生からお母さん世代の人まで幅広い年齢層の方がいた。一番びっくりしたのは男の人やカップルが多かったこと。男の人もキンキコンパーカーを着て、がっつりファンだった。付き添いなんかではなかった。

いざ幕が開けると天使のように出てくるKinKi Kidsにわたしは感動が止まらなかった。モニターに映るふたりがかっこよくて儚くて夢だと思い込んだ。初めの曲で既に涙が目に溜まったが流しはしなかった。きっとわたしは瞬きさえも惜しんだのだと思う。そこに広がる美しい世界を一秒も一瞬も逃したくなかった。

アンコールでAnniversaryを歌ってくれた。私は普段から音楽では歌詞に注目するタイプだから歌詞が凄く引っかかった。歌詞を聴く度に、曲が進んでいく度に、自然と涙が溢れていた。多分その時も瞬きはしていなかった。声も出さず、静かに、意味もわからないくらい涙をひたすらに流していた。ちょうどその数日前古謝くんがラジオでAnniversaryをリクエストしていた。古謝くんが生まれてきてくれたこと、堂本剛くんに憧れ今の彼に育ってきたこと、そしてその堂本剛くんが生まれ他の誰でもない自分を貫いてきてくれたこと、そしてそんな剛くんを含めKinKi Kidsを見守るファンの人がこの場所に集まって同じ景色を見ていること、先祖の誰一人欠けても成り立たなかった「今」がこうしてやってきた奇跡を深く強く胸に感じて噛み締めていた。そしてその当たり前のような奇跡がどれだけ素晴らしいのかを胸が痛いくらい感じて、ただただ涙が零れていった。

ジャニーズのファンを始めて、わたしにも辛いお別れがあった。ひどく心を抉られる経験もあった。でも、その全ても今を創る試練だったのだと思った。「この空で数え切れない星が生まれては人知れず消えていくよ」この歌詞を聴いて今の尊さに気付いた。そしてそんな辛い経験のおかげで出逢えた今を大事にしようと思った。

そして何故か自分の人生も走馬灯のように頭によぎった。割と好きだったのに転勤してしまった小学校の先生とか、あの時別れを告げてしまった恋人、私に笑顔を向けながら天に昇っていったおばあちゃん、自分の全てをかけて片想いをしてたあの人とか。関係ないのに思い出した。そしていろんな感情で泣いた。

コンサートが終わって横を見ると、母が私の顔を見て言った。「あんたがそんなに泣くなんて思ってなかった」そして母も一筋涙を流した。家では喜怒哀楽の喜怒しか見せない私だからびっくりしたのかもしれない。でもその涙が何故か私には嬉しかった。


わたしは依存せずにこうしてKinKi Kidsをこれからも摂取するんだろう。その距離感が心地よい。

「舞い、恋」の個人的見方


はじめまして。まりこと申します。




Twitterである優馬担の方が「舞い、恋」をどういう風な設定で観ているのか、ということを話題に取り上げており、「面白い!わたしも書きたい!」と思ったことがきっかけで、先日Twitterで長々と書き綴らせて頂きましたが、何回も見ているうちにまとめたくなったので、私なりにまとめたいと思います。あくまで個人的な見方なので、それを踏まえた上で読んで頂きたく思います。















Twitterでも書かせて頂きましたが、私の中では中山優馬くんの過去の姿が末澤誠也くんだと思っています。


黒い衣装と白い衣装を着ることで同一人物の光と影を意識しているのではないでしょうか。


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そこで赤の他人ではないと匂わせる箇所をいくつか挙げたいと思います。




まずは、優馬くんからは見えているのに末澤くんからは見えていないという点です。これは多くの方がお気付きの点だとは思いますが、2番終わりまで末澤くんからは優馬くんは見えていません。対して優馬くんは末澤くんが苦しんでいる様子を、同じような表情で、むしろ末澤くんよりも苦しそうな表情で見つめています。なーんで優馬くんがこんな悲しい表情するの?って思いますが、恋に堕ちていく苦しみも経験し、過去の自分を苦しみの中から救い出そうと未来からやって来たのかと想像しました。もちろん未来から来るなんて異質ですから、"現在" を生きる末澤くんからは見えないわけですよ。「こんな苦しみ、きっと誰もわかってくれない。」そう心を閉ざしきった末澤くんは世間から逃れ、影を潜めるといった意味でも衣装が黒いのだとも感じられます。


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次に、2番初めの歌詞と振り付けにあります。

「記憶が話しかける それは今でも変わらない日々」

もうそのまんまですね。優馬くんにとって、過去の自分の姿である末澤くんが抱いてる苦しみは今でも変わらないということではないでしょうか。そしてここの振り付けがまた興味深くて、末澤くんは後ろに進もうとするのですが、優馬くんが途中で止めて、自分の進む方向に行かせようとするのです。「そっちじゃないよ、こっちだよ」と言わんばかりに。ここは正直鳥肌が立ちましたね。

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そしてそれから優馬くんは、末澤くんと同じ動きをするようになります。テンポは多少ズレてるけれども、同じ動きをして「君と同じ気持ちの人もいるよ」と末澤くんを救い出そうとしている気もします。ここで、ある意味"傍観者"から唯一の"理解者"になろうとしたのです。

踊っていくうちにだんだんと息も合ってきます。こうして2番が終わりを迎えるその時、末澤くんが優馬くんを見つめるのです。

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そう。未来の自分だとは解っていないでしょうが、孤独だと思っていたはずが、同じような心を持つ人間がいると気付いたのでしょう。




突如現れた光に末澤くんはすがろうと手を伸ばします。



ですが、そう上手くも行かず、伸ばした手は一瞬で阻まれてしまいます。何度立ち向かっても届かない。結局独りぼっちだ。 




ここでがむしゃらに立ち向かってる末澤くんの演技、めちゃくちゃ素晴らしいですよね。何回見てもここで感情のピークが来てしまう(泣)




そして倒れ込んでしまい、「ああ…もうダメだ……」そう思った矢先、再び未来の姿である優馬くんが手を差し伸べます。

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ここでやっと、2人は完全なる意思疎通が出来るようになったのです。


再び踊り出す直前、末澤くんが小さく頷くのがもう……きっとここで独りじゃないと思ったんでしょうね。この作品で唯一出てくる、末澤くんの心の強さというか、救いの手を差し伸べてくれた優馬くんへの信頼というか、人間を信用した部分が見れるシーンだと思っています。

そうした信頼が生まれた後だからこそ、この後の2人の踊りはピターっと揃います。力強いんですよねぇ。なんとも鳥肌。


最終的には意思疎通してしまったのですから、未来の姿である優馬くんは消えていってしまうのでしょう。

最後、2人で歩くシーンは光と影(未来と現在)が重なり、再び末澤くんは孤独を抱えたまま、現在を諦めたまま、生きて行くその姿を描いているのだと思います。

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曲が始まる前の末澤くんの振り付けを見ても分かる通り、救いを求めて手を伸ばしては弾かれ…を繰り返す演出でしたから、誰かに救ってほしかったのだと私は思っています。そこで差し伸べられた未来の自分からの手、ですから相当心の支えになったんでしょうね、最後去っていく時も両手の温もりを確かめるように握ったまま帰っていくのが印象的です。

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そしてそんな孤独を描いた後に再び現れる孤独な人間。






それが藤原丈一郎。



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ひとつのストーリーですね。



この演出、ほんとに素晴らしくて、末澤くん自身も観客である私たちも、「過去に苦しみ、孤独と戦ってるのは自分だけじゃないんだ」と思わせるような演出ですよね。ほんとにドラマや映画を見ているみたいな感覚になる。いろんな感銘を受ける。



こういった部分に惹かれる要素があるのかなあと勝手に思ったりしてました。










長々と書かせて頂きましたが、全て個人的な意見です。賛否両論あると思いますがここまで読んで頂きありがとうございました。




最後にひとつ言えるのは、何度見ても「誰かこの苦しみをわかって!」と叫びながらもがきつつも結局は誰もわかってくれない、と孤独を感じる姿を演じきった末澤くんには大拍手を送ってあげたいです。彼にしか出せない色が存分に出た作品だと私は思っています。




いろんな見方をしながらDVDを再生するのはとっても楽しいので、皆さんもぜひいろんな見方をしてみてください。そして良ければ貴方様の見方も聞いてみたいので、コメントでもTwitterでもお話聞かせて頂けると嬉しいです ❁